患者さんのご家族の言葉で

私たち看護師は患者さんだけではなく患者さんのご家族とも入院している間はお付き合いをしていくことになりますが、以前患者さんのご家族に言われた一言で看護師を辞めようと考えたことがあります。今でもその言葉をはっきりと覚えていますが、その言葉を言われた時には本当に私は看護師資格だと思ってしまい、こんな気持ちのまま看護師を続けていくのは到底無理だと思って毎日辞めることを考えていました。

しかし私は看護師の仕事がすごく好きだったので、今辞めてしまって良いのかと本当に悩み、なんとなく仕事を続けているような日々が続いたのですが、どうしても自分では決断をすることができず先輩に相談したところ、患者さんのご家族だって、心のよりどころがなく自分たちの不安をぶつけるところがないので、看護師にぶつかってしまうことがあるという話を聞いたんです。それを聞いたときに私は患者さんのご家族に言われた一言で仕事辞めようと思っていたことをすごく恥ずかしいと思いました。患者さんだけではなく、患者さんのご家族までしっかりとケアをしてあげなければならないのが看護師であり、言葉一つでフラ付いていたら看護師を続けていくことができないし、もっと自分自身が成長しなければならないとすごく後悔して看護師を続けていく決心をしました。今ではご家族から言われた言葉に涙を流すようや事も少なくなりましたが、看護師はしっかりと家族の不安なども受け止めてあげることによって、ご家族も前向きに患者さんの応援をすることができたりするので、辞めずに知ることができて良かったと思います。

患者だけでなく家族も大切にするのが看護師

基本的に看護師というのは入院している患者さんなどを目の前にして入院中は付き合いを重ねていきますが、もちろんその家族だって看護師にとって大切な存在になります。上記の話の中にもありますが、患者さんのご家族にとって看護師というのは頼れる存在であり、また自分たちの不安を遠慮なくぶつけることができる存在でもありますから、やはり時には強い気持ちをぶつけてしまうなんていうこともあるようですね。

万が一こうなった場合にも頭にきたりするのではなく、しっかりとご家族の気持ちも理解した上で受け止めてあげる看護師になれるのはとても素晴らしいことだと思います。常に患者さんの立場に立つだけではなく、患者さんの家族の立場に立って仕事をしていくようにすると自分の成長につながっていくのではないでしょうか。中にはきつい言葉を言うご家族もいるかもしれませんが、そういったご家族はそれだけ不安を抱えているということですから、ご家族も勇気付けてあげると良いですね。