患者さんと和解できなかった

私は過去に患者さんに嫌われてしまったままその患者さんが退院してしまったことがあります。特に患者さんに対して何か悪いことしたという意識はありませんが、私の看護に対して患者さんが気に入らないという意識を持っており、担当の私の言う事は全くきてくれず、他の看護師さんの言うことばかりを聞いていた患者さんです。ただこのように気が合わない患者さんでも私にとっては大切な患者さんだったので、もちろんしっかりと毎日看護をするつもりで一生懸命だったのですが、どうしてもこの患者さんにとって私は、好まれなかったようで退院するまでまともに口をきいてもらえなかったことがあります。

でも患者さんに好き嫌いがあるということはわかっていても、やはりずっと口もきいてもらえないまま笑顔を見せてくれなかったり、看護を受け付けてもらえないというのは看護師として本当に辛いことになりますので、この出来事がきっかけでしばらくの間は看護師を辞めようと思い仕事を休んでしまったことがあります。もちろん患者さんのせいではないし、私自身が未熟だったのですが、その時にたまたまテレビで看護師さんのドキュメンタリーを放送していて、それを見て私は再び看護師の道を歩み始めることを決めました。どんなに患者さんに嫌われていてもショックを抱えていないで、それはそれで割り切っていくことも大切なんだと学んだ瞬間です。

大きなトラブルに発展しなければソリが合わなくても良い

患者さんの中にはとても気性の荒い人などもいるのでソリが悪いと思った看護師に対してとても乱暴な事を言ったりするような患者さんもいます。また病室にある物を投げつけたりするような患者さんも中にはいるようですが、このような事態にならず、単純に話をしてくれなかったり言う事を聞いてくれなかったりという状態のまま退院して行ったというのはある意味で良かったと思います。

患者さんと看護師というのはパーフェクトな関係ではありませんので、もちろん患者さんだってなんとなく生理的に受け付けない看護師がいたりすることは仕方のないことですよね。この部分まで患者さんに強制することはできません。患者さんに嫌われているからと言って看護を疎かにしてしまったりするようなことがなければ割り切って働いていくことがとても重要だと思います。そういった経験も自分を成長させてくれるのではないでしょうか。